台風25号の大雨で堤防が決壊した印旛沼周辺で、浸水面積が少なくとも40平方キロ・メートルに達したとみられることが、航空測量会社「国際航業」(東京都)の解析でわかった。これはJR山手線の内側の面積の約6割にあたる。
5市町で浸水を確認
国際航業が大雨の前後に人工衛星で観測したレーダー画像を用いて浸水の分布を推計したところ、千葉県成田市で14.1平方キロ・メートル、印西市で11.1平方キロ・メートル、栄町で8.2平方キロ・メートル、佐倉市で5.9平方キロ・メートル、酒々井町で0.7平方キロ・メートルの浸水が確認された。この5市町の総面積の約8%にあたる。
地形が要因か
同社は「堤防決壊の影響を受けている所以外にも広範囲に浸水が広がっている。緩やかで平坦な地形が(水がたまった)要因の一つとみられる」と分析している。