ホテルプール溺死、遺族が検察審査会に審査申し立て 不起訴に不服
ホテルプール溺死、遺族が検察審査会に審査申し立て

鹿児島県指宿市のホテルの屋外プールで2022年、福岡県内の女子大生(当時21歳)が溺れて死亡した事故を巡り、業務上過失致死容疑で書類送検されたホテルの代表取締役ら2人の不起訴を不服として、遺族が19日、鹿児島検察審査会に審査を申し立てたことがわかった。

事故の概要と不起訴の経緯

事故は同年7月、ホテルの屋外プールで発生した。プールは水深が約1メートルから最深部で約2メートルまで傾斜しており、女子大生は溺れかけた妹を助けようとして溺れ、死亡した。県警は代表取締役ら2人を業務上過失致死容疑で書類送検したが、鹿児島地検は今年1月、「十分な証拠がなかった」として不起訴とした。

民事訴訟では賠償命令確定

事故を巡って遺族がホテル側に賠償を求めた民事訴訟では、福岡地裁が昨年12月、国が策定した指針に反して監視員の配置やプールの水深に関する注意喚起を怠ったとして、約8000万円の支払いを命じ、確定している。

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女子大生の父親(52)は「刑事面でも責任が認められなければ、全国の同じようなプールでまた同じ事故が起きる可能性がある。娘の死を無駄にしたくない」と話している。

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