熊本県氷川町島地の温浴施設「竜翔センター」は、9日午後から浴場の無料開放を始めた。同町では一部地域で断水が続いており、同センターも営業を中止していたが、独立行政法人「水資源機構」の協力で再開にこぎつけた。
可搬式浄水装置で再開
再開にあたっては、1日5万リットルの海水や泥水を飲料水に浄水できる「可搬式浄水装置」を利用。東日本大震災や能登半島地震の被災地でも活用されており、同機構が持ち込んだ。
住民の声
同町では3000戸近くで断水が続いている。自宅が断水中という同町住民(77)は「妹宅でシャワーだけ借りていた。ストレスがたまっていたので、久しぶりに湯船につかれてうれしかった」と笑顔だった。
同機構の山田智昭さん(58)は「地元の人たちが普段の生活を早く取り戻せるよう、協力していきたい」と話した。



