手足口病が27都府県で警報レベルに達し大流行、医師が教える子どもの正しいケア方法
手足口病27都府県警報レベル、医師解説ケア法

現在、手足口病が全国的に猛威を振るっており、27都府県で警報レベルに達しています。立川パークスクリニック院長の久住英二医師が、この感染症の正しいケア方法について詳しく解説します。

手足口病の基礎知識と症状

手足口病は主に乳幼児に発症するウイルス性の感染症で、手のひらや足の裏、口の中に水疱性の発疹が現れるのが特徴です。発熱を伴うことも多く、特に口内の痛みが強く、食事や水分摂取が困難になるケースが少なくありません。

脱水を防ぐための具体的なケア

久住医師は、脱水を防ぐには「何を飲ませるか」よりも「どういう状態のものを飲ませるか」が重要だと指摘します。具体的には、熱いもの、酸っぱいもの、塩からいものといった刺激を避け、少しずつ飲ませる必要があります。

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一度にたくさん飲ませようとすると、飲み込むときの痛みで子どもが嫌がるため、ティースプーン1杯、あるいはストロー1口分を5〜10分おきに与える少量頻回の方法が効果的です。

消化機能のデリケートさに注意

ウイルスは消化管にも感染し、その働きを一時的に弱めることが知られています。口の痛みが引いた後も、しばらく消化機能がデリケートな状態が続くと考えられるため、同様の対処法を続けることが推奨されます。

治癒後の爪剥がれ症状について

特にコクサッキーウイルスA6型に感染した場合、回復から1〜2カ月後に爪甲脱落症と呼ばれる症状が現れることがあります。これは手足の爪が浮き上がって剥がれ落ちる現象で、多くの親御さんが驚かれますが、一時的なものです。

新しい爪への生え変わりには1〜8週間(通常は4週間程度)かかります。無理に剥がさず、自然に任せて見守ることが大切です。

大流行の背景と注意点

今回の大流行は27都府県に及んでおり、過去に類を見ない規模です。久住医師は「痛いのを我慢して飲んでいた」という体験談からも、適切なケアの重要性を強調しています。親御さんは焦らず、根気強く少量頻回の水分補給を心がけてください。

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