南海トラフ地震を想定した陸上自衛隊第8師団の訓練が21日、宮崎県延岡市の西階陸上競技場などで行われた。災害対処能力の向上と防災関係機関などとの連携強化を目的とした自衛隊統合防災演習の一環で、同市では22日まで実施される。
輸送ヘリから車両降ろし、通信機器設置
訓練は和歌山県沖で南海トラフ地震が発生したとの想定で行われ、21日は発生直後の被災状況を確認するため即応展開部隊が派遣された。陸自高遊原分屯地(熊本県)を離陸した輸送ヘリ「CH47」が同競技場に着陸し、機動性に優れた車両や隊員をヘリから降ろした後、市役所で通信機器を設置する訓練が行われた。また、市消防本部に配備されている救助先行車1台を輸送ヘリに載せる訓練も実施された。
師団長が市長と面会「自治体との連携大事」
この日は第8師団の師団長で延岡市出身の白川訓通陸将が市役所を訪問。三浦久知市長と面会した後、取材に「災害時には自治体との連携が大事になる。日頃から顔の見える関係を作りながらしっかりと訓練したい」と述べた。



