香川県内の私立高校の柔道部員だった男性(18)が、県立高校との合同練習中にけがを負い、後遺症が残ったとして、県に対し慰謝料約200万円の支払いを求める訴訟を起こした。
第1回口頭弁論で県側が請求棄却求める
5日に高松地方裁判所(野上誠一裁判官)で開かれた第1回口頭弁論で、県側は「事故は競技に本質的に内在する危険が顕在化したものに過ぎない」と主張し、請求棄却を求めた。
合同練習中の乱取りで左膝前十字靱帯を断裂
訴状などによると、昨年2月、当時2年生だった男性は自身の高校で合同練習中、県立高の男性指導員と乱取りをした際、左膝前十字靱帯を断裂するけがを負った。男性には左膝が曲げづらいなどの後遺症があるという。
男性側は、当時別のけがから回復したばかりだったとし、「指導員が力加減を十分に調整するなどの配慮をすべきだった」と主張している。
県教育委員会は「今後、訴状の内容などを十分に精査し、適切に対応したい」とコメントした。



