北海道旭川市の神居古潭地区にある神居大橋で2024年4月、留萌市の女子高校生(当時17歳)が殺害された事件で、女子高校生の遺族が20日、弁護士を通じてコメントを発表した。事件で殺人や監禁などの罪に問われた旭川市の無職内田梨瑚受刑者(23)に対し、懲役27年を言い渡した旭川地裁判決が7月に確定したことを受けた対応という。
遺族が心境を吐露
内田受刑者は公判で殺害を否認していたが、6月の地裁判決は殺人罪の成立を認めた。遺族はコメントで「安堵している」とした一方、「大切な人を殺されれば命は戻ってきません。遺族は悲しみ、苦しみとともにずっと歩むことになる」と心境を吐露した。
裁判運用の見直しを訴え
その上で、川に転落させ、死亡させた殺害方法の悪質さを踏まえ、国などに対し、「殺害した人数が1人であれば死刑の適用は難しいという判例に従う運用の見直し」や、被害者、遺族に寄り添う制度の充実などを訴えた。



