東京・渋谷で車暴走、幼児死亡 運転手逮捕
渋谷暴走、幼児死亡 運転手逮捕

15日午後2時半ごろ、東京都渋谷区の交差点で、乗用車が信号待ちをしていた歩行者らを次々にはね、生後11か月の男児が死亡、3人が重軽傷を負った。警視庁は運転手の無職、山田太郎容疑者(82)を自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで現行犯逮捕した。

事故の経緯と現場の状況

警視庁渋谷署によると、山田容疑者は乗用車を運転中、赤信号にもかかわらず交差点に進入。横断歩道を渡っていた親子連れらをはね、そのまま約50メートル暴走し、電柱に衝突して停止した。現場はJR渋谷駅から南東に約300メートルの商業地で、観光客や買い物客で混雑していた。死亡した男児は近くに住む田中花子さん(30代)の長男で、母親と共に歩行中だった。母親も重傷で病院に搬送された。

逮捕容疑と運転手の供述

山田容疑者は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と供述しているという。同署は、信号無視や操作ミスの詳細を調べている。山田容疑者は事故当時、免許を所持しており、過去5年間に違反歴はなかった。しかし、周辺の防犯カメラには、車が減速せずに交差点に進入する様子が映っていた。

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影響と安全対策の課題

この事故を受け、国土交通省は高齢ドライバーの安全対策強化を検討すると発表。2025年の交通白書によると、75歳以上のドライバーによる死亡事故は全事故の約15%を占め、年々増加傾向にある。専門家は「アクセルとブレーキの踏み間違い防止装置の義務化が急務」と指摘する。現場近くの商店主は「いつも人通りが多い場所。今回の事故は他人事ではない」と話した。

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