JAF(日本自動車連盟)滋賀支部は、夏季における車内の熱中症事故防止のため、車の中に子供やペットを残したまま鍵を掛けて車を離れる「キー(鍵)閉じ込み」への注意を呼び掛けている。
5分で38度、90分後には53度
同支部によると、昨年8月にJAFが出動した「キー閉じ込み」のうち、子供やペットが車内に残されていたケースは全国で194件、県内で2件あった。JAFの検証では、日なたに駐車した車の車内温度はエアコン停止後、たった5分で38度に達した。90分後には53度まで上昇。短時間で命に関わる危険な環境になることが分かっている。
県内の事例と注意点
昨年県内で起きた「閉じ込み」事案の2件は、ペット(犬)が何らかのはずみで施錠してしまったケースと、チャイルドシートに子供が残ったまま施錠されたケースだった。いずれも早期に発見され健康被害はなかったが、発覚が遅れていたら重大な事態にも発展しかねなかった。
同支部事業課の島本清隆課長(56)は、「『少しの時間だから』『寝ているから』といって、子供やペットを車内に残したまま車を離れるのは危険」と指摘し、「スマートキーでも『キー閉じ込み』は発生するため、ドアを閉める前に鍵を携行しているか確認してほしい」と注意を喚起している。



