余震で捜索中断、難航 熊本派遣の機動隊員が報告
余震で捜索中断、難航 熊本派遣の機動隊員が報告

熊本県で発生した最大震度7の地震を受け、7月28日の発災当日、鳥取県警の警察官ら23人が被災地に派遣された。日本製紙八代工場(熊本県八代市)で安否不明者の捜索にあたった県警本部機動隊の三橋和真巡査部長(35)が、帰還後の6日、県警本部で当時の状況について語った。

煙突崩落、2階部分が押しつぶされる

煙突が崩落し、大きな被害が出ていた同工場。三橋巡査部長らの部隊は7月29、30日の2日間、余震が続く中、安否不明者の捜索を行った。

2階建て事務所の2階部分は、倒れた煙突で押しつぶされていた。三橋巡査部長らは1階部分を捜索。「コンクリートが落ちてくるような現場だった」と振り返った。

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金属棒や重機で作業、余震で中断

金属製の棒を使ってコンクリートを砕いたり、重機のバックホーで破片や土砂を取り除いたりし、作業を進めた。余震が起こるたびに中断し、難航した。部隊は安否不明者を1人発見したが、搬送時には心肺停止状態だったという。同工場では11人が救助され、うち9人の死亡が確認された。

被災地について、三橋巡査部長は「今は寄り添う気持ちでしかいることができない」と悔しさを見せつつ、「何かの手助けはできると思う。訓練に励みたい」と話した。

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