熊本・天草でアカウニ3万個盗難、被害額6000万円 養殖場ですり替え
熊本・天草でアカウニ3万個盗難、被害額6000万円

熊本県天草市五和町の沖合にある養殖場で、アカウニ約3万個が盗まれていたことが13日、熊本海上保安部への取材で分かった。盗品とみられるアカウニは、直径約8~10センチの大型のもので、代わりに直径5、6センチの小型ウニが入れられているのが発見された。被害額は約6000万円に上るという。

養殖場ですり替え発覚

水産会社の関係者が6月3日、天草漁協五和支所から100~150メートル沖合の養殖場を点検中に異変に気付いた。翌4日に香川県などへ出荷予定だったアカウニが、明らかに小さいウニにすり替えられていた。同社が熊本海上保安部に通報し、同保安部は窃盗容疑で捜査を開始した。

「3年もの」の高級ウニ

同社の社長によると、盗まれたアカウニは通常の養殖期間2年より1年長く育てた「3年もの」と呼ばれる特製品。エサの回数も多く、手間暇かけて育てただけに「腹が立っている」と怒りをあらわにした。同保安部は、ウニの盗難事件として異例の高額被害とみて、関係先からの聞き取りを進めている。

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