「白トラ」摘発の舞台裏 捜査員が追った1100キロ16時間
「白トラ」摘発の舞台裏 捜査員が追った1100キロ

4月、山口県の下関港を一台のトラックが出発した。荷台の水槽に積み込まれていたのは、生きた養殖ヒラメ約200匹。トラックは徳島市の市場を経由し、約1100キロ離れた東京・豊洲市場へ向かった。

運転手は1人。まとまった休憩は取らずに約16時間の運転を続け、豊洲市場に到着したのは午前9時ごろだった。その後ろを、警視庁と愛媛県警の捜査車両がひそかに追っていた。

韓国からの生きたヒラメ運搬の実態

調べていたのは、韓国から輸入した生きたヒラメを積み、下関港から豊洲市場まで運ぶ長距離運送の実態だ。捜査で浮かんだのは、国の許可を受けずに、白ナンバーのトラックで有償運送をする「白トラ」の疑いだった。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

捜査のきっかけ

捜査のきっかけは2025年、豊洲市場内に白トラ業者がいるという二つの情報提供だった。捜査関係者への取材から、その舞台裏が明らかになった。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ