不倫相手に脅迫されたら?弁護士が教える法的対処法と証拠集めのコツ
不倫相手に脅迫されたら?弁護士が教える法的対処法

不倫関係がこじれ、相手から脅迫されてしまうケースが後を絶ちません。「関係をバラす」「金を払え」などの脅しに対して、どのように対処すべきなのでしょうか。弁護士への取材をもとに、法的な観点から身を守る方法を解説します。

脅迫行為は犯罪です

相手から「奥さんに話す」「会社にばらす」などと言われて恐怖を感じた場合、それは脅迫罪に該当する可能性があります。刑法第222条では、生命、身体、自由、名誉、財産に対して害を加える旨を告知して脅迫した者は、2年以下の懲役または30万円以下の罰金に処せられると定められています。不倫という事実を暴露するという脅しも、名誉に対する害悪の告知として脅迫罪が成立し得ます。

まずは証拠を集める

脅迫を受けたら、まずは証拠を集めることが重要です。具体的には以下のような方法があります。

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  • 録音:相手との会話は必ず録音しましょう。ただし、相手に気づかれないように録音することも可能ですが、裁判での証拠能力が認められるかどうかはケースバイケースです。弁護士に相談の上、適切な方法を取ることが大切です。
  • メールやLINEのスクリーンショット:脅迫的な内容のメッセージはスクリーンショットを保存し、日時が分かるようにしておきます。
  • 第三者への相談記録:友人やカウンセラーに相談した際の日時や内容も、後々の証拠となることがあります。

警察に相談する

証拠が揃ったら、警察に相談します。警察は被害届や告訴状を受け付け、捜査を開始します。ただし、不倫関係にある場合、相手が逆上してさらなるトラブルを引き起こす可能性もあるため、警察に相談するタイミングは慎重に判断する必要があります。弁護士を介して警察と連絡を取ることも有効です。

弁護士に依頼するメリット

弁護士に依頼することで、以下のようなメリットがあります。

  • 法的なアドバイス:脅迫行為がどの程度の刑事責任を問えるか、民事で損害賠償を請求できるかなど、専門的な見解を得られます。
  • 示談交渉:相手との直接の接触を避け、弁護士が代わりに交渉を行います。
  • 証拠の保全:証拠の法的価値を高めるためのアドバイスを受けられます。

自分を守るための心構え

脅迫された場合、感情的になりがちですが、冷静さを保つことが何より重要です。相手の要求に安易に応じると、さらなる脅迫を招く恐れがあります。一人で抱え込まず、信頼できる人や専門家に相談しましょう。また、必要に応じて警察への相談や弁護士への依頼を躊躇しないことが大切です。

不倫関係のもつれから脅迫に発展するケースは少なくありませんが、適切な対処をすることで被害を最小限に抑えることが可能です。証拠をしっかりと残し、法的な手段を活用して、自身の安全と権利を守りましょう。

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