TBS日曜劇場『VIVANT』のロケ地として、岐阜県恵那市の岩村が注目を集めている。ドラマの公式インスタグラムが1年前に投稿していた謎めいた画像に写る町並みが、実は岩村の城下町であることが判明した。
1年前の公式投稿が伏線に
岩村へは名古屋から電車で約2時間。JR中央本線の恵那駅から明知鉄道に乗り換える。この明知鉄道では、『VIVANT』のラッピング列車を27年3月まで運行している。
レトロな雰囲気の岩村駅に降り立ち、城下町までは徒歩10分ほど。城下町の途中には、外敵から街を守るために道を直角に曲げた「桝形」があり、その先にドラマの公式インスタグラムが第2シーズン放送の1年前に投稿した画像と同じ景色が広がる。その投稿のコメント欄では、「どこだろう?」「ここ地元です!」といった考察が繰り広げられていた。
また、画像に写り込んでいたマンホールの蓋を見て、場所を特定した鋭い人もいたという。
岩村城下町の魅力
ドラマで幹部たちの会食シーンが撮影されたのは、観光協会の向かい側にある「木村邸」。町を治めていた岩村城跡は、城下町から歩いて30分ほどの丘の上にある山城で、鎌倉時代から江戸時代まで700年にわたり城主が受け継いできた歴史を持つ。
岩村はNHK連続テレビ小説『半分、青い。』(18年)の舞台地としても知られ、現在も「ふくろう商店街」などにロケ地を示す看板が立ち、観光客を楽しませている。地元の名物は「栗きんとん」が有名だが、『VIVANT』で中村雅俊さん演じる「仙吉」が焼く「五平餅」も話題となり、現在でも売れ行き好調だという。
さらに、映画『銀河鉄道の父』(23年)でも、『VIVANT』で撮影された「木村邸」や「京屋」、同じ並びにある「勝川家」で撮影が行われた。勝川家は江戸時代から栄えた2階建ての商家で、入場無料で見学できる。



