静岡県警は、たばこの吸い殻を道路上に投げ捨てたとして、静岡市葵区の20代の男女2人を、8月上旬にも軽犯罪法違反の疑いで書類送検する方針を固めた。いずれも容疑を認めている。
県警静岡中央署によると、女は昨年1月~今年6月の間、複数回にわたり、自宅近くで運転中の車から電子たばこの吸い殻を投げ捨てた疑いがある。近隣住民から「毎回掃除しており、我慢の限界だ」と県警に相談があり、発覚した。女は「雨で流されると思っていた」などと話している。
男は今年5~6月、自宅近くの電柱のそばで紙巻きたばこの吸い殻を投げ捨てた疑いがある。「家で吸うと家族に怒られる」「後で片付けようと思っていた」などと話している。
たばこが原因の火災最多
静岡県の統計によると、2023年に県内で発生した火災は970件で、出火原因別では、たばこが103件と最多だった。25年8月に大阪ミナミの繁華街・道頓堀で発生し、消防隊員2人が死亡したビル火災も、たばこの火の不始末が原因だった。
署幹部は「火災の原因になるうえ、ポイ捨てが長期間にわたっていて悪質性が高い」と話している。



