強盗致傷罪で2被告に実刑判決、佐賀地裁が懲役7年と6年
強盗致傷罪で2被告に実刑判決、佐賀地裁

佐賀地方裁判所(山田直之裁判長)は14日、男性の顔を殴打して鼻骨を折る重傷を負わせ、現金や車の鍵を奪い、さらに被害者を監禁したとして強盗致傷罪などに問われた2人の被告に対し、実刑判決を言い渡した。福岡県筑後市の建設作業員の被告(28)には懲役7年(求刑懲役10年)、住居不定で無職の被告(26)には懲役6年(求刑懲役9年)がそれぞれ科された。

事件の概要と被害の詳細

判決によると、両被告は共謀の上、2024年11月7日、走行中または停車中の車内で男性の顔を複数回殴打。被害者は鼻骨を折るなど全治約2か月の重傷を負った。さらに、佐賀市嘉瀬町の家屋において、現金5万円と車の鍵を奪い、男性とその同行者の計2人を家屋に監禁した。監禁時間は約4時間に及んだという。

裁判所の判断と量刑の理由

山田裁判長は判決で、両被告が断続的に暴行を加えながら約4時間にわたり被害者を連れ回したと指摘し、「犯行態様は悪質」と厳しく非難した。検察側はそれぞれ懲役10年と懲役9年を求刑していたが、裁判所は被告らの反省状況や共謀の程度などを考慮し、求刑より軽い量刑とした。裁判員裁判で審理され、判決は公判で言い渡された。

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事件の背景と社会への影響

本件は、佐賀市内で発生した強盗致傷事件であり、被害者の男性は現在も心的外傷を抱えているとみられる。監禁行為が長時間にわたった点や、暴行の程度が重いことから、地域社会に不安を与えた。裁判員裁判では、一般市民が参加し、事件の悪質性が改めて問われた。

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