大阪府警は27日、大阪市内の民家に空き巣に入り、ロレックスなど高級腕時計26本やエルメスのハンドバッグなど合わせて約6億8900万円相当を盗んだとして、団体役員の西森和史容疑者(52)と内装工の岡嶋勇太容疑者(35)を窃盗容疑で逮捕・送検したと発表した。
情報屋から事前に情報
府警捜査3課によると、男らは「情報屋」と呼ばれる人物から事前に資産情報を得て犯行に及んだ疑いがあるという。西森容疑者は黙秘しているが、岡嶋容疑者は容疑を認めている。2人はすでに窃盗や住居侵入などの罪で起訴されている。
犯行の手口
逮捕容疑は3月1日午後7時半~午後8時10分、大阪市内の飲食店経営者の住宅に侵入し、ロレックスやカルティエ、ハリーウィンストンなどの腕時計26本やエルメスのハンドバッグなどを盗んだとされる。腕時計やバッグの一部は買い取り店で見つかった。
岡嶋容疑者の供述によると、2人は知人関係で、西森容疑者から「高級な家があるから一緒に盗みに入ってほしい」「家のどこかに1千万円があるらしい。報酬は最低100万円払う」などと誘われた。その後、秘匿性の高い通信アプリで連絡を取り合い、事件前には住宅に下見に行き、はしごを裏手に隠すなどの準備をしていたという。
犯行当日、岡嶋容疑者は現場に向かい、西森容疑者から渡された別人の顔が描かれたシリコンマスクをかぶり、バールを持って3階の窓から侵入した。
余罪も捜査
大阪府警は、西森容疑者が2025年12月~2026年3月にかけて、大阪府内の別の民家や会社事務所などに侵入し、金庫や現金など計982万円相当を盗んだとして、3件の窃盗容疑などでも逮捕・送検し、捜査を終結したことも併せて発表した。



