栃木県上三川町で発生した強盗殺人事件に関連し、横浜家庭裁判所は14日、実行役の少年を勧誘したとされる相模原市の男子高校生(18)について、横浜地方検察庁へ検察官送致(逆送)したことを明らかにした。送致は13日付で行われ、今後、地検が起訴するかどうかを判断する。
事件の経緯と送致の理由
この男子高校生は、事件前日の5月13日頃、犯罪に関与することを知りながら、相模原市の別の男子高校生(16)に対し、川崎市の少年(16)を紹介したとして、職業安定法違反(有害業務への職業紹介)の非行事実で宇都宮家庭裁判所に送致され、その後横浜家裁相模原支部に移送されていた。
強盗殺人事件は5月15日に発生。実行役とされる少年らが上三川町の住宅に押し入り、住人を殺害したとされる。捜査関係者によると、男子高校生は「闇バイト」のような形で実行役の勧誘に関与した疑いが持たれている。
今後の捜査と裁判の行方
横浜地検は今後、男子高校生を起訴するかどうかを慎重に判断する。起訴されれば、刑事裁判で責任が問われることになる。一方、実行役の少年らについては、宇都宮家裁などで審理が続いている。
この事件は、SNSなどを通じた「闇バイト」による強盗事件の増加が社会問題化する中、未成年者の関与が注目されている。専門家は「少年であっても重大な犯罪には刑事責任を問うべきだ」と指摘している。



