大阪・キタの繁華街の路上で売春の客待ちをしたとして、大阪府警は6日、神戸市東灘区の風俗店従業員(24)ら20代の女3人を売春防止法違反の疑いで逮捕したと発表した。いずれも「手っ取り早く稼ぐためだった」などと容疑を認めているという。
「ホストの誕生日月に60万円」
逮捕容疑は7月14日~8月5日の間、大阪市北区太融寺町の路上に売春目的で立ち、客待ちしたなどというもの。曽根崎署によると、風俗店従業員の女は6月ごろに売春を始めたと説明した。
「好意を寄せているホストから『俺の誕生日月には店に来て60万円使ってほしい』と言われた」と供述。ホストの誕生日月は7月だったという。店に行くたびに5万円前後を使ったり、ホストの自宅に行った時に4万円を渡したりもしていて、「風俗店の収入だけでは足りなかった」とも話した。
「推し活」や「美容整形」目的も
ほかに逮捕された大阪市福島区の無職の女(27)は「最初はホストに貢ぐため、7年ほど前に始めた」と説明。その後、美容室代やネイル代など、自分の金を稼ぐ目的に変わったという。
同じく逮捕された大阪市浪速区の無職の女(28)は「推し活」などが理由と話し、「アイドルのコンサートや美容整形の費用を稼ぐためだった。約3年間で計7200万円ほど稼いだ」と供述している。
対策強化も後を絶たず
太融寺町の一部の道路では、以前から客待ちが相次ぎ、問題になっている。2024年12月、曽根崎署や地元住民が客待ちの多い道路約100メートルを黄色に塗るなどの対策を行った。
署によると、管内で24年に売春防止法違反容疑で検挙されたのは18人だったが、25年には11人に減った。しかし、依然として後を絶たず、署は一斉取り締まりなどで対策を強化している。



