1985年に熊本県で起きた「松橋事件」を巡り、殺人罪の再審無罪が確定した男性の遺族が国と同県に賠償を求めた訴訟で、国は7日、国と県に連帯して約2380万円を支払うよう命じた7月27日の福岡高裁判決を不服として、最高裁に上告した。
高裁判決の内容
高裁判決は、検察が後に再審無罪の決め手となった証拠の存在を公判などで明らかにせず、公正な裁判の実現を図る義務に違反したと指摘していた。
国と県の対応
熊本地検は「従来の判例と相反する判断を示したと考えられる」とコメントした。県側は「判決内容を精査中」としている。



