特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、兵庫県警須磨署は24日、セコム神戸西支社の契約社員、川島浩行さん(64)に署長感謝状を贈った。
ATMで不審な高齢女性を発見
川島さんは7月28日、神戸市須磨区内の銀行でATM機械室での修理を終えた際、スマートフォンをATMの操作パネルの上に置き、通話しながら操作している高齢女性を発見した。
スマートフォンの画面に、インターネット回線を利用したIP電話で使われる「050」で始まる番号が表示されていたことから詐欺を疑い、声を掛けて中断させるなどして被害を未然に防いだ。
年金機構かたる電話
同署によると、女性は年金機構の職員をかたる人物から「未払いの年金がある」などと連絡があり、銀行を訪れていたという。
特殊詐欺の場面に遭遇したのは初めてだったという川島さん。「今度はもっとスムーズにいけるんじゃないかと思います」と今後の詐欺被害防止に向けて意気込んだ。
管内では上半期に59件
同署によると、同署管内では1~6月に59件の特殊詐欺被害が確認され、被害総額は約6億2400万円にのぼった。



