佐賀県内の当時60歳代の女性が計5億円超をだまし取られた詐欺事件の一部で、「受け子」を担ったとして詐欺罪に問われた横浜市の無職被告(71)に対し、佐賀地裁(山田直之裁判長)は10日、懲役5年(求刑・懲役8年)の判決を言い渡した。
犯行の手口と役割
判決などによると、被告は氏名不詳者らと共謀。昨年3月18日頃から27日頃の間、検察官になりすまして電話で犯罪収益取得の疑いを調査する必要があるなどとうそを言い、女性から2回にわたり計2億100万円をだまし取ったほか、長野県の70歳代男性から約1444万円を詐取した。
裁判長の指摘
山田裁判長は「いずれも受け子として犯行に必要不可欠な役割を担っていた」と指摘し、「報酬目当てで安易に各犯行に加担した」と非難した。



