ロシア文学者で演劇評論家、神奈川大学名誉教授の中本信幸(なかもと・のぶゆき)さんが7月30日、肺炎のため死去した。94歳だった。葬儀は近親者で営んだ。喪主は妻比佐子さん。
業績と著書
東京外国語大卒。ロシア文学作品の翻訳を手がけた。著書に「チェーホフのなかの日本」、訳書に「チェーホフとチャイコフスキー」などがある。
執筆活動と反戦歌
94年4月~95年3月には、朝日新聞日曜版で「海外世話ばなし」を執筆した。広島の原爆で亡くなった少女を主人公にした反戦歌「死んだ女の子」(ナジム・ヒクメット詩)の日本語訳者としても知られる。



