リクルートは21日、同社が運営する中古車情報サイト『カーセンサーnet』と中古車販売店向け業務支援サービス『C-MATCH』に不正アクセスがあり、利用者や取引先の情報が外部に漏えいした可能性があると発表した。漏えいした可能性のある個人情報は最大3,709,551件に上る。
不正アクセス検知とサービス停止
同社公式サイトによると、10月17日に『カーセンサーnet』関連システムに対して外部からの不審なアクセスを検知。同日午後5時頃より『カーセンサーnet』に関連する全てのサービスを一時停止した。20日時点で、漏えいした可能性のある個人情報について、その項目および件数(最大値)を把握した。
同社は「お客様およびお取引先様をはじめとする関係者の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、現状と今後について説明した。
漏えいした可能性のある情報の内訳
漏えいした可能性のある個人情報は以下の通り。
- 『カーセンサーnet』(アプリ版含む)で中古車販売店へ問い合わせた方:3,210,421件(氏名、住所など。住所は原則市区町村名までで、町名・番地・建物名・部屋番号等まで含む可能性があるのは最大447,670件)
- 『カーセンサーnet』で口コミ投稿をした方:5,289件(氏名、メールアドレス)
- 『C-MATCH』に登録のある中古車販売店:483,168件(代表者や担当者の氏名・電話番号、古物商許認可番号など。個人事業主の場合は住所や引落口座情報も含む)
- 当社従業員(退職者含む)や業務委託先、販売代理店の従業員:10,673件(氏名、メールアドレス、ログインID)
いずれにもクレジットカードなどの決済情報やログインパスワードは含まれていない。
今後の対応と呼びかけ
同社は「現在、原因および影響範囲の詳細に関する調査を進めております。なお、個人情報保護委員会へはすでに速報を行っております。また、該当する対象者の方には順次個別にご連絡いたします」と説明。連絡が取れない人には問い合わせ窓口を設置して対応するとした。
また、「10月21日時点で当社が把握している範囲において、本件に起因する二次被害は確認されておりません」とした上で、不審な連絡が届くおそれがあるとして、「メール・SMS・郵送物の開封や電話への応答をしない」「本文に記載されたリンクを開かない」「添付されたファイルを開封しない」よう呼びかけている。