島根県警大田署などは14日、同県大田市内の民家敷地内の作業場で、旧日本陸軍の拳銃1丁が発見されたと発表した。発見されたのは「九四式自動装てん式拳銃」と特定されている。
民家のたんすから旧軍用拳銃を発見
発表によると、5月6日午後1時ごろ、住人の50歳代男性が作業場で物を探していた際、物置部屋のたんすの中から拳銃を発見し、同日中に大田署に届け出た。拳銃は茶色の革製ホルスターに収められ、さらに布に包まれた状態で保管されていた。弾薬は入っていなかったという。
鑑定で「九四式自動装てん式拳銃」と特定
県警による鑑定の結果、この拳銃は旧陸軍が採用した「九四式自動装てん式拳銃」であると確認された。九四式は1930年代に開発され、主に将校用として使用された自動拳銃で、現在では希少な品とされる。
県内での旧軍用銃器届出状況
県警組織犯罪対策課によると、島根県内では2019年から2025年にかけて、民家などで発見され届け出られた旧軍用拳銃・小銃は、多い年で年間6丁に上る。2026年に入ってからの届出は今回が初めてとなる。県警は、こうした旧軍用銃器が長年放置され、暴発の危険性があるとして、発見した場合は触らずに直ちに警察に届け出るよう呼びかけている。



