熊本地震で熊本県八代市の工場の煙突が倒壊するなどし、9人が死亡した日本製紙は5日午後、八代市内で記者会見を開いた。7月28日の地震以降、会見を開くのは初めて。瀬辺明社長らが出席した。
社長が陳謝
会見の冒頭で瀬辺社長は「地震で被災されたすべての皆様に心よりお見舞い申し上げたい。亡くなられた方に深く哀悼の意を表します。多くの関係者の皆様にご心配をおかけしていることを深くおわび申し上げます」などと発言した。
煙突が事務所を押しつぶす
日本製紙八代工場では、地震によって崩れ落ちた煙突が2階建ての事務所などを押しつぶした。建屋内に協力会社を含む社員11人が閉じ込められ、9人が死亡した。熊本地震で最も多い犠牲を出した現場となっている。
日本製紙の資料などによると、八代工場では主に書籍や新聞向けの用紙を製造する。東京ドーム約7個分の約33万平方メートルの敷地に高さ数十メートルの煙突や工場が複数ある。



