長崎は9日、81回目の「長崎原爆の日」を迎え、長崎市松山町の平和公園で長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が行われた。式典には、米国や英国といった核保有国に加え、ウクライナを侵略したロシアやイスラエルなどの紛争当事国の代表も参列し、核兵器廃絶を訴える被爆者らの声に耳を傾けた。
イラン大使が核開発の平和利用を主張
米軍とイスラエル軍による軍事攻撃が続くイランのペイマン・セアダット駐日大使は式典後、取材に応じ、自国が続ける核開発について「平和的な原子力計画で、いかなる軍事転用も行わないという約束を忠実に守っている」と主張した。
式典後に行った被爆者との対話を踏まえ、「長崎の苦しみに共感している。私たちは二度と同じことが起きぬよう、手を携えなければならない」と訴えた。
ベラルーシ臨時代理大使は対話の重要性を強調
一方、ロシアと同盟関係にあるベラルーシのエブゲーニイ・ラザレフ臨時代理大使は8日に取材に応じ、「戦争は無条件で終わらせるべきだ」との立場を強調し、「対立する当事者が顔を合わせ、議論を交わすだけでも平和への可能性が生まれる」と期待を示した。



