台湾の台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の代表が、8月9日にあった長崎市の平和祈念式典で座席エリアを理由に欠席した問題で、長崎市の鈴木史朗市長は10日、「台湾は重要なパートナーであり(式典前に)誠意を持って丁重に対応した」と報道陣の取材に述べた。
市の説明
市によると、台湾に用意したエリアは昨年と同じ「海外席」。高市早苗首相や駐日大使らが座る「特別来賓席」に入り切れない公使らが座るエリアだという。
市は例年、外務省がホームページに掲載している「駐日外国公館リスト」の国や、国連に代表部がある国などに案内状を送付。日本と正式な外交関係にない台湾には送付していないが、台湾側から出席の意向が伝えられ、昨年同様に受け入れた。市は事前に座席エリアが「海外席」になることを伝えていたという。
市長の対応
鈴木市長は、代表処がSNSで「長崎市が中国の意向に屈した」と訴えていることについて「市の対応について理解いただくよう努める」とした。



