男子高校生(当時17歳)がいじめを苦に自殺してから10年となった26日、山口県光市の光高校で追悼行事が営まれた。亡くなった生徒の母親は「息子に起きたことを忘れないでほしい」と願った。
追悼行事の詳細
光高校は生徒が通っていた学校の統合校。命日となるこの日は、母親が寄贈した記念碑そばに遺族や県教育委員会の関係者ら約40人が参列した。行事では、県教委学校安全・体育課の藤井敬明課長が「全ての子どもたちが安心して学び、笑顔で毎日を過ごすことができる環境を作る」と述べた。参列者は遺影に花をたむけて黙とうをささげたほか、「かけがえのないいのち とわに守ることを誓って」と刻まれた記念碑の前で手を合わせた。
再発防止への取り組み
県教委では、母親を講師に新任教頭向けの研修や弁護士による生徒向けのいじめ予防教室などの取り組みを続けている。母親は「10年でようやく悲しみに向かい合えるようになった気がする。今後も再発防止対策への提案をしていきたい」と話していた。



