大阪府警は16日、大阪市鶴見区で発生した配送業者の車両強奪事件に関連し、住所不定の無職の男(24)を強盗殺人未遂容疑で逮捕したと発表した。男は黙秘しているという。
事件の概要
発表によれば、男は6月24日午後7時20分頃、鶴見区鶴見の路上で停車中の軽貨物車に乗り込み、そのまま発進。車を止めようと助手席の窓にしがみついた配送業者の男性(当時50代)を約165メートルにわたって引きずり、転倒させた。男性は外傷性くも膜下出血などの重傷を負い、さらに現金27万円と車両を奪われたという。男性は業務中で、車両に鍵を付けたまま離れていたとみられる。
逮捕に至る経緯
大阪府警は翌25日、大阪市北区の駐車場で奪われた軽貨物車を発見。車内にいた男に職務質問を試みたところ、男は駐車場のゲートバーを破壊して逃走を図った。このため、器物損壊容疑で現行犯逮捕されていた。その後、強盗殺人未遂容疑での捜査が進められ、今回の逮捕に至った。
事件は2025年大阪・関西万博を控える地域で発生し、配送業務中の安全確保が改めて課題となっている。



