日本政策金融公庫(日本公庫)の元職員が収賄の疑いで逮捕されたことを受け、日本公庫の岡崎文太郎副総裁は24日、記者会見を開き「心よりおわび申し上げます」と謝罪した。今後は弁護士などで構成する特別調査委員会の結果を踏まえ、社内の処分や再発防止策を検討する方針。
元職員の容疑と逮捕の経緯
元職員は2021年10月、日本公庫の名古屋支店で課長代理として中小企業向け融資の関連書類作成を担当。取引先に対する計4億3千万円の融資で便宜を図った見返りに、924万円相当の腕時計を受け取った疑いで、愛知県警に23日逮捕された。
日本公庫によると、元職員は「私生活上の非違行為」で懲戒解雇された。元職員による同様の事案の有無については調べていないという。
会見での説明と今後の調査
会見では岡崎副総裁ら3人の役員が説明し、記者から融資の妥当性や事件の背景などを問われたが、警察の捜査や特別調査委員会の調査を理由に詳しい回答は控えた。特別調査委員会は3カ月をめどに調査を進める予定。



