臭いの問題は、本人の努力だけでは解決しないことがあります。実際に必要なのは、つけ置き洗い、首元・脇部分のこすり洗い、入浴の際の耳の裏・足指の間の洗浄といった、正しい洗い方の知識です。しかし、これらは学校でも家庭でも教わらないため、「知らないまま社会人になる」というケースが非常に多いのです。だからこそ、企業が衛生に関する情報を提供することには、十分な意味があります。
個別に注意するのはリスクが高い
臭いの問題は、個別に注意するにはセンシティブで本人の自尊心を傷つけてしまう可能性があります。しかし、放置すれば周囲の社員が不快感を抱き、「会社は何もしてくれない」という不満につながります。
そこで有効なのが、「全体へのお便り形式」「衛生ガイドラインの周知」というアプローチです。個人を特定せず、全員が学べる形で伝えることで、トラブルを未然に防ぎ、ハラスメントリスクを避け、衛生レベルを底上げするという効果があります。
具体的な伝え方の例
「夏の衛生対策のお知らせ」「汗をかきやすい季節の衣類ケアのポイント」「健康を保つ正しい入浴法」といった形で、自然に伝えることができます。
スメハラ対策は職場全体の働きやすさを守るための環境整備です。



