八王子市、クマ緊急銃猟の代理決裁を可能に マニュアル改定
八王子市、クマ緊急銃猟の代理決裁可能に マニュアル改定

東京都八王子市は20日、クマの緊急銃猟が必要な場合に迅速に対応できるよう、市のクマ対応マニュアルを改定したと発表した。市長や副市長が不在の場合でも、部長や課長らの代理決裁で緊急銃猟を行えるように変更し、通報から駆除までの時間を短縮する。

都内初の緊急銃猟で課題

市は9月28日、市内の農地でくくりわなにかかったクマを駆除するため、都内で初めてとなる緊急銃猟を実施した。この際、緊急銃猟の判断を行う対策本部のトップである担当副市長が市議会委員会に出席していたため、対策本部の設置や市長の承認に時間を要した。クマ発見から緊急銃猟までに約3時間半、市への通報からは約2時間かかった。

代理決裁で迅速化

改定したマニュアルでは、市長や副市長が不在の際は部長が、部長もいない場合は課長や課長補佐が、それぞれ現場の確認や状況判断を行った上で緊急銃猟を実施できるようにした。対策本部の設置も省略可能となる。

初宿和夫市長は20日の記者会見で「八王子の市域は広く、現場確認に時間がかかるが、短時間で対応できるようにしたい」と述べた。