2018年8月に群馬県中之条町の山中で県の防災ヘリ「はるな」が墜落し、消防隊員ら乗員9人が死亡した事故で、県が機体の一部を県庁昭和庁舎で展示する方針を決めたことが7日、わかった。
展示は遺族会が以前から要望しており、遺族は「機体を目にすることで事故の悲惨さが伝わり、風化を防げる」と話している。
展示内容と場所
関係者によると、展示は昭和庁舎2階で行う予定で、「はるな」「群馬県」などと記載がある機体外部の一部のほか、内部のコックピットやテールローターなどを展示する案が出ている。
遺族会は、県庁本庁舎での展示を要望していたが、県は施設の公共性などを考慮し、昭和庁舎での展示を検討してきた。
今後の予定
事故の経緯や飛行ルートなどを説明するパネルも設ける方針で、県は「今後、遺族会と展示内容や時期について調整する」としている。
次男の博さん(当時42歳)を亡くした母親(76)は「絶対に忘れてはならない事故。多くの人に機体を見てもらい、事故を風化させないでほしい」と話している。



