パレスチナ自治区ガザで2024年1月、イスラエル軍の攻撃によって少女ら計9人が死亡した事案について、イスラエル軍は19日、違法行為の疑いがあるなどとして、軍警察による刑事捜査の開始を決定したと発表した。
事件の経緯と被害者
軍の発表やAP通信によると、イスラエル軍はガザ北部のガザ市で24年1月29日、部隊に車両が近づいてきたとして銃撃した。この車両には当時5歳だったヒンド・ラジャブさんが親族とともに乗っており、5人が死亡したが、ラジャブさんといとこは生きていたという。
その後、ラジャブさんは取り残された車内からパレスチナ赤新月社に電話で助けを求めたものの、救助のため近づいてきた救急車に対して砲撃が行われ、隊員2人も死亡した。数日後、ラジャブさんといとこを含め、親族7人の遺体が発見された。ラジャブさんの救助を求める通話記録は世界的な注目を集め、これをもとに映画も制作された。
捜査の理由と今後の展開
イスラエル軍は調査の結果、パレスチナ赤新月社との調整に不備があった疑いがあるとして捜査を開始するとしている。



