福岡県議会の金銭授受疑惑を巡り、自民党県議団への支払いを証言した吉松源昭県議から金銭を要求されたとの指摘を受けた中尾正幸副議長は14日の記者会見で、改めて授受を否定した。音声データの声紋鑑定で中尾副議長とほぼ同一人物とする結果が出たことについては「7年前の会話なので覚えていない」と述べた。
声紋鑑定の結果への受け止め
記者会見で中尾副議長は、吉松県議が所有する音声データについて、一部報道機関が依頼した声紋鑑定で自身とほぼ同一人物とする結果が出たことに対し、「7年前の会話なので、私自身覚えていない。『今どき、AI(人工知能)で何とでもなる』と、いろんな人からも言われたので、信用性に乏しいと思っている」と述べた。その上で、「(金銭は)受け取った事実がなく、事実無根と繰り返すしかない」と改めて否定した。
科学的証明への疑問と県民の納得
科学的な証明を否定しているが県民は納得するかとの問いには、「にわかに信じられないが、科学的に『こうであった』ということで、私の言った言葉なんでしょう。ただ、お金は受け取っていない」と答えた。音声データの反証となる客観的な証拠については「一切ありません。外部有識者による調査に全面的に協力して疑念を払拭することに全力を尽くしたい」と述べた。
音声データの内容と今後の対応
音声データにある大金との発言が何のお金かについては言及を避けた。中尾副議長は、外部有識者による調査に協力する姿勢を示し、疑惑の解明に努める考えを表明した。



