和歌山市長選、前県議の尾崎太郎氏が初当選
和歌山市長選、前県議の尾崎太郎氏が初当選

9日に投開票された和歌山市長選は、無所属新人で前県議の尾崎太郎さん(61)が、いずれも無所属の新人4人と元市長の計5人を破り、初当選した。現職の尾花正啓市長(73)が立候補せず、過去最多に並ぶ6人が出馬。中心市街地の活性化や観光や産業の振興策、子育て支援などを巡って論戦が繰り広げられた。当日有権者数は29万3770人で、投票率は37・04%(前回31・54%)だった。

同市内の尾崎さんの事務所では「当選確実」の一報が入ると、詰めかけた支持者らが喜び合った。

保守分裂の選挙戦

自民党県議団所属の県議だった尾崎さんは7月、市長選への立候補を正式表明した。市議や県議を長年務めた経験を生かし、地域産業の振興や魅力ある水辺づくり、公共交通を補完する移動手段の整備などに取り組むと訴えた。

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市長選を巡っては、尾崎さんと前市議の浜田真輔さん(64)が自民党県連に推薦願を出したが、県連は一本化を断念して保守分裂となった。県内に拠点を持つほかの主要政党も自主投票の方針で選挙戦を迎えた。

当選の要因

混戦が予想された選挙戦で尾崎さんは、県議時代に培った人脈を生かして企業や団体から支持を集めたとみられるほか、複数の自民県議からも支援を受け、選挙戦を有利に進めた。

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