函館市電で高齢女性死亡、現場診断で反射材や明るい服装を呼びかけ
函館市電で高齢女性死亡、現場診断で反射材や明るい服装を呼びかけ

北海道函館市松陰町の道道交差点で高齢女性が函館市電にひかれて死亡した事故を受け、函館中央署が現場診断を行い、「夜間に歩く際は、明るい服装で反射材などを身につけて」などと呼びかけた。

事故の概要と現場診断

事故は、市電杉並町停留場から東に約200メートル進んだ軌道敷上で2日夜に発生。徒歩で横断していた女性(85)が路面電車にひかれ、車体の下敷きになって死亡した。

現場診断は17日に実施。同署や市職員、地元町内会の関係者ら約20人が参加して道路状況を確認した。

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制動距離の課題と歩行者への注意喚起

市交通部の担当者は、停止するまでに進む「制動距離」が、路面電車は車の倍以上あると説明した上で、「運転士が歩行者を早い段階で認識できるよう街路灯を増やせないか」と要望した。

同署は、「信号を渡りきれないと思ったら渡らない」「夜間は反射材を身につける」――などの対策を歩行者側に訴えた。

同署の中野耕平・交通1課長は「函館は日本でも数少ない路面電車が残る町。事故のないように関係者と意見交換を続けていきたい」と話した。

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