黒川想矢、キム・ジアンとのハグシーン裏話に照れ「緊張でガチガチに」 全辰隆監督「等身大の黒川くんを撮れて幸せ」
黒川想矢、キム・ジアンとのハグシーン裏話に照れ 監督「等身大の黒川くんを撮れて幸せ」

俳優の黒川想矢、キム・ジアン、早瀬憩が21日、都内で行われた映画『3ミリの恋』(11月6日公開)の完成披露上映会に参加した。在日韓国人3世の全辰隆(チョン・ジニュン)監督による長編商業デビュー作で、日本と韓国の高校生を主人公に、両国の関係性に触れながら、歴史や文化、国境を越えてひかれ合う若者たちの青春を描く。

唐津と釜山を舞台にした物語

舞台は佐賀県唐津市。釣りに明け暮れる高校生・タツヒコ(黒川)のクラスに、韓国・釜山からの留学生ユンスル(キム)がやってくる。交流を重ねる中で距離を縮めていく2人だったが、タツヒコの何気ない言葉がユンスルを傷つけ、翌日、彼女は韓国へ帰ってしまう。そんな中、タツヒコは歴史の教科書に載っていた地図を見つけ、唐津と釜山の距離を定規で測ってみると、“たった3ミリ”しか離れていないことに気づく。

2025年7月から8月にかけて、佐賀・唐津と韓国・釜山で撮影が行われ、日本から釜山までフェリーで移動しながらのロケも敢行した。黒川は「映画の撮影が、ちょうど1年前ぐらいに終わった。1年経って、いろんな方に観ていただけるのが不思議な感覚で。とてもうれしく思います」と笑顔を見せた。キム・ジアンは「去年の夏に撮影をみんな頑張って、無事に終わって、映画が完成して、すごくうれしいです」とはにかんだ。

ハグシーンは一番テイクを重ねたカット

撮影を通じて仲を深めた黒川とキム・ジアン。全辰隆監督は「ハグのシーンがあって。それが、この映画で1番、テイクを重ねたカット。そこに注目していただけたら」と呼びかけた。黒川は「唐津と韓国の両方で撮ったんです。唐津で最初に撮った時はハグとかしたことなかったから、すごくカチカチになっちゃって…。みんなから『もう1回!』と言われた(笑)。『韓国でもう1回やります』と言われた時に『やっぱりダメだったんだ』と思った。でも、映画を観たら唐津が使われていて…。どういうことなのかなと思った」と苦笑い。

全辰隆監督は編集の段階で唐津でのハグのぎこちなさに魅力を感じたそうで「すごく撮影はスムーズなのに、そのシーンだけカチコチになっちゃって。助監督の方が黒川くんにハグの仕方をレクチャーした(笑)。今となってはいい思い出です。1年前の黒川くんでしか撮れないシーン。これから経験値が増えたら、さっとこなしちゃうかもしれないから。等身大の高校生の黒川くんを撮れて幸せです」としみじみと口にしていた。

そのほか、早瀬憩、パク・ジファン、大谷亮平も参加した。