22日午後3時ごろ、九州を走行中の車のカーナビに「レベル5大雨特別警報 アンダーパス危険!」という誤った内容が一斉に表示された。発信元の国土交通省九州地方整備局が同日夜、誤送信だったと発表した。
職員の操作ミスで約20分後に解除
九州地方整備局によると、カーナビの画面に割り込む形で、赤い枠に白抜きの文字で「アンダーパス危険!」という緊急情報を表示させた。九州内で作動中のカーナビすべてが対象だったという。
画面を見た人の通報で発覚し、その後「アンダーパスの情報は誤報です」とおわびを表示させた。九州各県では当時、災害級の雨は降っていなかった。
システムは10月6日から運用開始
この表示システムは、8月の千葉豪雨などでアンダーパスの事故が相次いだことを受けて、国交省が10月6日から新たに始めたものだった。
今回、接近する台風30号に備え、職員がシステムの練習をしていた際に誤って配信したという。不正アクセスや、深刻な脆弱性が明らかになったプログラミング言語「PHP」との関連ではないとしている。
担当者は「今後このような事態が生じないよう、再発防止に万全を期す」としている。