コロンビア新大統領就任翌日に連続爆破、麻薬テロと徹底抗戦
コロンビア新大統領就任翌日に連続爆破、麻薬テロと徹底抗戦

南米コロンビアで8日、アベラルド・デラエスプリエジャ氏が大統領に就任した翌日、国内の異なる地域で2件の爆破攻撃が発生し、少なくとも警察官1人が死亡、数人が負傷した。就任式は前日7日に行われたばかりだった。

就任直後の爆破攻撃

コロンビア軍によると、8日早朝、反乱軍「コロンビア革命軍(FARC)」の分派が爆発物を使用してカリ近郊の高速道路の料金所を破壊し、セキュリティガード2人が軽傷を負った。この周辺地域では、コロンビアで最重要指名手配されているイバン・モルディスコ司令官が指揮する反乱軍が活動している。モルディスコ司令官は、FARCとコロンビア政府との間で交わされた2016年の歴史的な和平合意から離脱した勢力を率いている。

また当局によると、北部のセサール県では、同日早朝に爆弾を搭載したドローンが警察署を襲撃し、警察官1人が死亡した。現地当局はまだ容疑者を特定していない。

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大統領の反応

デラエスプリエジャ大統領は8日、X(旧ツイッター)への投稿で「国のインフラを攻撃することは、発展を阻害することだ」と述べ、爆破事件を非難。さらに「容疑者たちに対し、明確なメッセージを送る。逃げ場もなく、寛容な処置も、罰を免れることもない」と付け加えた。また、責任者が「処罰を免れることはない」と明言した。

過激な言動で知られる強硬右派の同氏は「麻薬テロとの対決」と武装勢力との和平交渉の打ち切りを掲げて選挙戦を戦ってきた。米国のドナルド・トランプ大統領やエルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領への賛意を示す同氏は、国内で活動するゲリラ組織や麻薬密売組織からの強い反発に直面している。

今後の方針

デラエスプリエジャ氏は、ブケレ氏に倣って超大型刑務所を設置することや、米国およびイスラエルの支援を受けて、コロンビア内で活動するゲリラ組織や麻薬密売組織に対する爆撃作戦を強化することを約束している。

歴史的な和平協定から10年が経過した現在も、コロンビアの一部地域は世界のコカイン生産を支配する武装勢力の分派が大きな影響力を持ち続けている。

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