函館地検は18日、殺人未遂罪で起訴された大川清被告(77)が勾留の執行停止中、入院先の病院から行方不明になっていることを明らかにした。地検と道警が被告の行方を捜している。
入院当日に姿を消す
地検によると、被告は16日朝、治療のため函館地裁が勾留の執行停止を認め、函館市の病院に入院したが、その日の夕方にいなくなったという。
地検は、被害者の安全が確保されていたこと、他人に危害を加える恐れがなく、地域住民の不安をあおる恐れがあると判断したことを理由に、すぐに公表せず、地元自治体への報告にとどめていた。
妻への暴行で逮捕・起訴
被告は自宅で70代の妻の頭部を複数回、金づちで殴ったとして、6月16日に殺人未遂容疑で逮捕され、7月17日に起訴されていた。
勾留執行停止は刑事訴訟法に基づき、被告の病気などを理由に裁判所が認めれば一時的に釈放される制度。志村敬次席検事は「国民の皆さまに不安を与えかねない事態になったことは遺憾だ。監視状況に問題があったとは考えていない」とコメントした。



