都内待機児童が1113人に、6年ぶり1000人超 世田谷区が最多
都内待機児童1113人、6年ぶり1000人超 世田谷区最多

東京都は28日、希望しても認可保育所などに入れない都内の待機児童が、4月1日時点で1113人だったと発表した。昨年同期より774人多く、1000人を超えたのは6年ぶりとなる。

世田谷区が最多、1歳児が全体の8割

都によると、待機児童がいる37区市町村のうち、未就学児の多い世田谷区(166人)が最多で、足立区(106人)、北区(103人)、町田市(90人)、江戸川区(75人)と続いた。28区市町が前年より多かった。

年齢別では、1歳児が928人(昨年同期比684人増)で全体の8割を占め、2歳児が103人(同48人増)、0歳児が76人(同51人増)だった。江東、品川、武蔵野など25区市町村はゼロだった。

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保育料無償化が影響か

待機児童は近年、300人前後で推移していた。都が昨年9月、0~2歳の第1子保育料の無償化を始めたこともあり、子供を預けて働く人が増えたとみられ、申込者数も昨年より3829人増加した。都は出生数が昨年、10年ぶりに増加に転じたことも一因とみている。

待機が増加した自治体からは「マンション開発で局地的にニーズが高まった」「地価の安い沿線沿いで申し込みが増えた」との声があったという。都福祉局の担当者は「区市町村と連携し、既存施設を活用するなど保育サービスの充実に取り組む」としている。

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