桜の名所・権現堂公園で初の養蜂採蜜、ハチミツを特産品に
桜の名所・権現堂公園で初の養蜂採蜜

桜の名所として知られる埼玉県営権現堂公園(幸手市)で、養蜂を活用した自然再生プロジェクトが本格的に始動し、14日に初めての採蜜が実施された。この取り組みは、花粉を媒介するミツバチの生態を利用して園内の植物の成長を促進し、桜の保全につなげるとともに、生産されたハチミツを地域の特産品として販売することを目的としている。

プロジェクトの概要と初採蜜の様子

公園の指定管理者であるNPO法人「幸手権現堂桜堤保存会」と、養蜂ベンチャー企業「エルマノス」(幸手市)が協力して進めるこのプロジェクトでは、今年4月に園内にセイヨウミツバチの巣箱15個(約12万匹)を設置した。14日は、蜜蝋が集まった巣枠を箱から取り出し、遠心分離器を使って黄金色のハチミツを抽出した。このハチミツは園内のさまざまな花の蜜がブレンドされており、爽やかな風味が特徴という。

今後の目標と販売計画

プロジェクトを企画したエルマノスの大場一翔社長(24)は「今後5年間でハチミツ生産を10倍に増やし、幸手市の地域振興に貢献したい」と意気込みを語った。収穫されたハチミツは、今月31日と来月1日に同園で開催される「ひまわりまつり」で、150グラム税込み1500円で100個限定販売される予定だ。

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この養蜂プロジェクトは「100年先につなぐ」を目標に掲げ、自然の生命力を高めることで桜の保全と地域活性化の両立を図る。今後、生産量の拡大とともに、ハチミツが幸手市の新たな特産品として定着することが期待されている。

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