トランプ氏、米石油大手を「もうけすぎ」と非難 小売価格引き下げ要求
トランプ氏、米石油大手を「もうけすぎ」と非難 小売価格引き下げ要求

ドナルド・トランプ米大統領は3日、イラン情勢の緊迫化による原油高で米石油大手が「もうけすぎている」と述べ、利益の一部を米国民に還元すべきだとの見解を示した。

トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し、「気に入らない。彼らはもうけすぎている。供給不足に乗じてもうけすぎている」と述べた。

中間選挙控えガソリン価格が政治課題に

トランプ氏率いる共和党が11月に中間選挙を控える中、ガソリン価格の高騰は大きな政治的課題となっている。2月下旬にトランプ氏と結盟国イスラエルが対イラン軍事作戦を開始して以降、全米のレギュラーガソリンの平均価格は37%以上上昇した。

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石油大手の決算は過去最高益

米石油大手のエクソンモービルとシェブロンは1日、中東情勢による大幅な追い風を反映し、両社のマイナス要因を容易に相殺する破竹の決算利益を発表した。エクソンモービルの2026年4~6月期の純利益は前年同期比2倍以上の145億ドル(約2兆2800億円)、シェブロンは前年同期比5倍以上となる121億ドル(約1兆9000億円)だった。他の石油大手もイラン情勢を背景に巨額の利益を報告している。

トランプ氏は3日、石油大手の利益を非難し、「まったく納得がいかない」「彼らはその一部を米国民に還元すべきであり、小売価格、つまり消費者価格を引き下げるべきだ」と述べた。

化石燃料業界の強力な支持者であるトランプ氏はガソリン価格の高騰に激怒しており、6月には業界による「便乗値上げ(暴利行為)」を捜査するよう司法省に指示したと発表していた。

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