チームみらいが7月末から、党所属議員が各地で支援者らと交流する全国キャラバンを展開している。党として初の地方行脚で、9月までに全国47都道府県を回る予定だ。今後の国政選挙に備え、東京などを支持基盤とする「都市型政党」から脱却し、地方での浸透を図る狙いがある。
対話重視のキャラバン、AI体験会と意見交換の2部構成
キャラバンは、議員の講演が主体の国政報告会とは異なり、参加者との対話を重視している。基本は、みらいが得意とするAI(人工知能)の「体験会」と、国政に関する意見交換の2部構成だ。体験会では、参加者にAIを使ったゲームやウェブサイト作成を経験してもらう。その後、政治の話題に切り替え、政策や党の展望などについて意見を交わす。
横浜で約150人と交流、最終回は京都で安野党首も参加
9日に開かれた横浜市の会場では、須田英太郎衆院議員らが出席し、子ども連れから高齢者まで約150人と向き合った。最終回となる9月20日の京都会場には安野党首も参加する。
都市部中心の擁立から転換、地方での浸透を目指す
みらいは2月の衆院選で、ゼロ議席から11議席に増やしたが、候補者を擁立したのは都市部が中心だった。安野氏は「我々は都市部の利益代表ではない。全国でしっかり声を聞き、党を知ってもらいたい」と意気込む。来年春の統一地方選は候補者擁立を「ごく限定的な人数」に絞る方針だが、2028年夏の参院選など国政選では積極的な擁立を模索していくとみられる。



