自民党総裁選挙は27日、決選投票の結果、高市早苗氏(63)が石破茂氏(67)を破り、新総裁に選出された。高市氏は党員投票では2位だったが、国会議員票で逆転し、第28代総裁に就任した。
決選投票の結果
決選投票では、高市氏が国会議員票189票、党員票108票の計297票を獲得。石破氏は国会議員票173票、党員票108票の計281票で、16票差で敗れた。
1回目の投票では、石破氏が154票(国会議員票108、党員票46)で首位。高市氏は145票(国会議員票72、党員票73)で2位だった。3位は小泉進次郎氏で136票、4位は小林鷹之氏で60票、5位は林芳正氏で41票、6位は茂木敏充氏で37票、7位は上川陽子氏で29票、8位は加藤勝信氏で22票、9位は河野太郎氏で21票、10位は野田聖子氏で9票だった。
高市氏の勝利要因
高市氏は決選投票で、1回目に小泉氏や小林氏らが獲得した票の多くを取り込み、国会議員票を大きく伸ばした。特に、旧安倍派の支持を受けたとみられる。
高市氏は記者会見で「国民の皆さまの期待に応えられるよう、全身全霊で取り組む」と述べた。
新総裁の課題
高市氏は10月1日召集の臨時国会で首相に指名される見通し。新内閣の発足は10月1日となる。
高市氏は、経済政策ではアベノミクス路線の継承を掲げ、安全保障では憲法改正や敵基地攻撃能力の保有を主張している。今後の政権運営が注目される。



