国土交通省は7日、土地の取得や利用の規制を強化すべきだとする有識者会議の提言を公表した。廃棄物置き場や使用済みの金属などを保管するヤード(スクラップヤード)では、安全に対する懸念や騒音・悪臭といった悪影響が出ているところもある。国交省は来年の通常国会での国土利用計画法改正を視野に入れている。
有識者会議が指摘する現状
国交省では、不適切な土地の利用や外国人による土地取得に関する懸念を受け、3月から有識者会議で対応を議論してきた。
提言では、住宅地の近くで廃棄物や土砂の積み上げが行われたり、スクラップヤードの建設による騒音や悪臭、水質汚濁などが生じたりしているなどの現状を指摘。こうした周辺地域に悪影響を生じさせる「不適切な土地利用」を未然に防ぐために、届け出に関する規制の見直しを検討すべきだとした。
今後のスケジュール
具体的には、土地取得の際の届け出義務の対象拡大や、違反時の是正措置の強化などが検討される見通し。国交省は、来年の通常国会での国土利用計画法改正を目指し、年内にも具体案をまとめる方針だ。



