与党、参院選で過半数維持へ 改憲勢力3分の2届かず
与党、参院選で過半数維持 改憲勢力3分の2届かず

10日に投開票された参院選は、自民、公明両党による与党が改選議席の過半数(125議席)を維持する見通しとなった。一方、憲法改正に前向きな「改憲勢力」は、発議に必要な3分の2(166議席)に届かない見込み。自民党は単独で改選過半数を確保。立憲民主党は議席を伸ばし、国民民主党も躍進した。

与党過半数維持、改憲勢力は届かず

与党の獲得議席は、自民党が改選前の55議席から63議席前後に、公明党は13議席前後となる見通し。与党合計で76議席前後となり、改選過半数の125議席を上回る。改憲勢力は、自民、公明、日本維新の会、国民民主の合計で、非改選と合わせても166議席に届かない見通し。維新は改選前の10議席から12議席前後に後退。共産党は改選前の11議席から8議席前後に減らす見込み。

自民単独過半数、立民伸長

自民党は単独で改選過半数を確保。岸田文雄首相は「厳しい戦いだったが、結果を真摯に受け止め、国民の負託に応える」と述べた。立憲民主党は改選前の23議席から27議席前後に伸ばし、泉健太代表は「野党第一党としての責任を果たす」と強調。国民民主党は改選前の6議席から10議席前後に躍進。玉木雄一郎代表は「国民の声を政治に届ける」と語った。

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今後の政局への影響

今回の結果を受け、岸田首相は9月の自民党総裁選での再選を目指す意向。一方、改憲勢力が3分の2に届かなかったことで、憲法改正論議は当面停滞する可能性がある。野党側は「改憲ありきの政治は許されない」と批判。今後の国会運営では、与野党の対立が激化する見通し。

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