政府は、インテリジェンス(情報収集、分析)の中核機能を担う「国家情報局」を31日に設置する方針を固めた。24日の閣議で関連政令を決定する。同局が事務局機能を担い、新たに発足する「国家情報会議」(議長・高市首相)の初会合も31日に開かれる予定だ。複数の政府関係者が明らかにした。
国家情報局の概要
国家情報局は、現在の内閣情報調査室(内調)を改編する形で、内調と同規模の職員約700人体制で発足する。政府はトップの国家情報局長についても、近く人事を閣議決定する方針だ。国家情報局長は、内調トップの内閣情報官を格上げし、国家安全保障局長と同格に位置づける。
国家情報会議の構成
国家情報会議は首相のほか、官房長官や外相、法相などの関係閣僚で構成する。安全保障やテロなどに関わる重要情報や、外国勢力による情報活動への対処に関する基本方針を今後定めていく。
設置の経緯と今後の展望
国家情報局を巡っては、5月に関連法が成立し、政府が設置に向けて準備を進めていた。政府は、さらなるインテリジェンス機能の強化を目指して有識者会議を設置し、「国家情報戦略」の策定を行う方針だ。



